エロスの種子2

この記事では、もんでんあきこさんの「エロスの種子」2話のネタバレと感想をお届けします!

エロスの種子1表紙


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エロスの種子2話のネタバレ

人間に仕込まれたエロスの種は死の淵に立った時、より力強く芽吹き貪欲に育つ。

それはまるで肉体が死を遠ざけようとするかのように。

空襲を受けた町でわずかに水が滴る水道から水を飲んでいる少女の傍に一台の高級車が停まる。

少女が振り返る。

車内から男性が乗りなさい、と声をかけ、少女も言われるがまま車に乗る。

その人は左腕がなかった。

頰に火傷の痕があった。

車内で男性の隣に座り、横から眺める少女。

名は何という、と男性が話しかける。

鞠子、と答える少女。

歳は、親は、と質問を続けていく男性。

18、死にました、と鞠子も淡々と答えていく。

両親、兄弟を空襲、戦争で失った鞠子。

私は隣村に買い出しに出ていて、帰りの汽車に乗りそこね、一晩歩いて帰ってきたので遠くからこの街が焼かれるのを見てるしかなかった、苦労して調達してきた食料も母と弟の遺体を確認してる間に盗まれました、と淡々と答える。

儂が恐くはないのか、と男性が言う。

私はもうどうなってもいいのです、今さら恐るものなど・・と話しているうちに、山奥の家にたどり着く。

「松岡」と書かれた表札。

玄関で、お帰りなさいませ、旦那様、と女性が丁寧にお出迎えをする。

紫乃、この娘に食事と風呂を、と男性が声をかけ、かしこまりました、と紫乃も答える。

豊富な食材で満たされた机の上のお皿。

え?え?お肉?玉子?野菜もこんなに・・白いご飯も!と目の前の状況が信じられない様子の鞠子。

お米と野菜はウチで作ったモンだけど他はどっかの誰かがちょいちょい持ってくるんだよ、ある所にはあるんだねえ、とお婆さんがご飯を用意しながら答える。

お婆さんは?と尋ねられ、近所の農家で松岡様の土地で小作をしている、この家の中のお世話もね、と答えるお婆さん。

すると、そこに紫乃がやってくる。

おタカさん、今日のところはもういいわ、後片付けはこちらでやるから、と声をかけられ、その場を後にするおタカさん。

鞠子さん、食べながらでいいから聞いてくれる?と紫乃が鞠子の隣に座る。

あなたには旦那様のお相手をしてもらいます、意味はわかるわよね、と紫乃が言う。

無理強いはしない、嫌ならこの後街の避難所まで送ってあげる、ただここにいれば食べ物に不自由はなく、お風呂も寝床もある、と話す紫乃に、空襲は?と尋ねる鞠子。

こんな山奥の一軒家、まず爆撃機は来ないわね、と紫乃の答えを聞き、お箸を置き、改めてお世話にになります、と頭を下げる鞠子。

夜になり、旦那さまのいる部屋に連れて来られる鞠子。

紫乃が鞠子を紐で縛り、自由を取れなくする。

どうなってもいい、そう思ってたのだけど、何をされるのか想像もつかないとこんなにも不安になるものなのか・・と縛られながら鞠子は心の中で思う。

心配いらないわ、鞠子さん、痛いことはしないから、むしろあなたが痛い思いをしないように、こうするの、と紫乃が鞠子を縛りながら言う。

あなた、男を知らないでしょう、旦那様は見ての通り左腕を無くされて右手も思うように動かせないお身体です、なので私があの方の代わりにあなたの体をほぐしてあげます、と言いながら鞠子の着物を脱がせていく紫乃。

や、私、痛くても我慢しますから、と鞠子は抵抗をするが、旦那さまがお嫌いなのよ、痛がる女に無理やり推しいるのは、ほらもっと力を抜きなさい、と紫乃はそのまま続ける。

せめて、これほどいて・・と鞠子が言う。

ダメよ、あなたに動かれると私がやりづらいの、それに自由を奪われたあなたの姿はとても官能的で美しい、と言いながら鞠子の胸を触り、いじる紫乃。

旦那様はただ何も言わず、見つめている。

あ、と鞠子が反応する。

紫乃が鞠子の足元へと手を伸ばしていく。

女にはエロスの種があるの、ここに快感を感じるだけのためにある突起が、と言いながら鞠子の股の間に手を入れていく紫乃。

いや、と言う言葉とは裏腹に膝が緩む鞠子。

快感に耐えられず、倒れこむ鞠子。

優しくさすってやると、ほら、芽吹いた、その芽が蔦のようにあなたの中で成長する、と言いながらさらに鞠子の気持ちいいところを擦っていく紫乃。

ざわざわと何かが神経を伝ってうごめいている、熱く、甘く、と感じたことのない感覚に気づく鞠子。

この蜜の量、もっと激しくして欲しいのね、と紫乃がさらに激しく擦っていく。

絶頂を迎えた鞠子は声をあげる。

まあ、もう達してしまって、初めてのくせに随分敏感だこと、と言いながら紫乃が抱きかかえる。

でもまだよ、まだあなたの身体は女として仕上がってない、と息を切らしている鞠子の股の間にまた指を入れる紫乃。

それからどれだけの時間が経ったのか、紫乃の指で突起を弄ばれ、ナカを掻き回され、何度も頭が真っ白になり、この家の主人が鞠子の身体に覆い被さってくる頃には鞠子は快感を貪るだけの獣になっていた。

浴槽に浸かりながら、自分の股に手を持っていく鞠子。

家族はみんな死んでしまった、世界も壊れてしまった、なのになぜ、私の中にこんな快感があるの?と自分でも気づかない気持ちと葛藤するのだった。

おはよう鞠子さん、よく眠れて?と紫乃が部屋に入ってくる。

鞠子が振り返る。

驚いた、一晩で随分艶っぽくなったわねえ、と声をかける紫乃だった。

これは・・と洋服を着ながら尋ねる鞠子。

おタカさんの娘さんのですって、ちょうど良さそうね、と紫乃が答える。

紫乃さん、お二人はご夫婦じゃないんですか、なんで私が必要なんですか、と尋ねる鞠子。

私と旦那さまは従兄妹同士です、そして私は嫁ぎ先に離縁された女、家の恥と実家からも疎まれて行き場のない私をあの方が拾ってくださった、私はあの方の望みならなんでも叶えてさしあげたい、でも私は前の夫との間の子を流してしまって女の機能を全て失ってしまったの、と紫乃が話す。

鞠子の顔に手を添えながら、あなたは私、私なのよ、と紫乃が言う。

おタカさん、あの、この服、と掃除をしているおタカさんに声をかける鞠子。

お掃除手伝います、と言う鞠子に、あんたは何もしなくても、と答えるが、手伝わせてください、動いていれば何も考えずに済むから、と鞠子が言う。

一瞬何かを思うおタカさんだったが、じゃあ縁側の拭き掃除頼むね、と答える。

奥の旦那さまの書斎には入っちゃいけないよ、紫乃さんからきつく言われているから、と言われる鞠子。

縁側の掃除をしながら、何も考えちゃいけない、私は人形、女を抱きたくて抱けない男、抱かれたくても抱かれることができない女、私はこの二人の人形、慰みものなのだ、と考える鞠子だった。

街に下りるときには、毎回手紙の束を持っていく紫乃。

どこに出しているんだろうね、郵便だってちゃんと動いてるかどうかわかんないってのに、と言いながら掃除をしているおタカさんとそれを聞いている鞠子。

飛行機が空を飛んでいるのを眺めながら、考えちゃいけない、あの爆撃機がどこを壊すのか、と考えている鞠子。

縁側を掃除していると書斎から唸り声のような声が聞こえる。

書斎の中を覗く鞠子。

机に倒れこんでいる旦那様の姿が目に入る。

出て行け、入るなと言われておるだろう、と鞠子を睨みつけるが、気にせず部屋へと入っていく鞠子。

お水をどうぞ、旦那様、と言ってお水を差し出す鞠子。

ごくごくごくと差し出された水を飲む旦那様。

家へ戻る道中で紫乃の乗る車が故障してしまう。

仕方ありませんね、今日のところはこのまま歩いて戻ります、と車を降りる紫乃だった。

ふう、と横になる旦那さま。

具合が悪いのではない、このケガのせいでうまく字が書けず苛立っているだけだ、この手紙は257人の遺族に宛てて書いている詫び状だ、と話す旦那さま。

儂の失策で駆逐艦を沈めてしまった、257人の部下と共に、儂は戦艦で被弾し意識を失い、哨戒艇に救助された、艦長ともあろう者がおめおめ生き残ってしまったのだ、と言う旦那さまの話を聞き、詫び状・・と呟く鞠子。

もうすぐ書きおわる、それでやっと部下の元に逝ける、と言う旦那さま。

それを聞いて、そうか、この男も私と同じ、死ぬことを考えれば考えるほど身体の奥から湧き上がる欲望を抑えられずにいるんだ、と思う鞠子。

横になっている旦那さまの足元に手を伸ばす鞠子。

何のつもりだ、と言う旦那様に、私もう紫乃さんの手助けがなくてもお相手ができるんですよ、と答える鞠子。

旦那様のモノを手で擦り、旦那さまに覆い被さり自分のナカへと誘う。

上に乗りながら腰を揺らす鞠子を見て、鞠子、お前は本当に男に抱かれるためだけに生まれてきたような女だな、と旦那さまが言う。

二人の状況を部屋の外から聞いている紫乃。

爆撃機が飛んでいるのを見た紫乃が手鏡を出し、チカチカと光を反射させる。

紫乃、と旦那様が声をかける。

旦那様に見られていたことに驚く紫乃。

よい、よいのだ、と言って縁側に座る旦那さま。

爆撃機が家に近づき、紫乃が旦那様をかばうように前に立つ。

爆撃機の弾が旦那様、紫乃を襲う。

その光景を部屋から見ている鞠子。

ヒュウウと家に爆弾が落ちてくる。

鞠子さん、逃げて、早く!とおタカさんが走ってくる。

ひどい、二人で逝ってしまった、人形(わたし)だけ残して・・と思う鞠子だった。

そして戦争は終わった。

鞠子はおタカさんの家に身を寄せていたがそこに進駐軍が来た。

米軍だ!逃げて!みんな逃げて!と人々が騒ぐ中で、鞠子は米軍に腕を掴まれる。

鞠子は米軍人にわずかにほほえむ。

私は生きる、また誰かの人形となっても、と思う鞠子だった。

エロスの種子2話を読んだ感想

慰みものにされる鞠子の状況を見ていると可哀想なはずなのに、そうは見えないのが不思議。

鞠子本人も自ら望んで人形になったわけではなかったのに、いつのまにか人形として生きることを選んでいく。

旦那さまと紫乃の関係もなんだか切ない。お互いがお互いを好きなのに、求めるようにはできない現実。

米軍に連れて行かれた鞠子は最後まで人形でいることを選ぶのでしょうか。

何も考えないようにしているのは、人形であることを本当は望んでないからなんじゃないかなと思った。

いつか考えることをしてしまったらその現実を受け入れるがさらに辛くなるんじゃないかな。


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まとめ

「エロスの種子」のネタバレと感想をご紹介しました。

気になる続きは、どんどんネタバレ更新していきます!

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